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うえのがくえん

上野学園高等学校 

スクール特集(上野学園高等学校の特色のある教育 #1)

やる気を高め、結果を残す!「特別進学コース」指導の極意!

国公立大学・難関私立大学をめざす「特別進学コース」。着実に実績を上げている同コースの教育の特徴とは?

11年前、共学化と同時に、コース制を導入した同校。特別進学コースと総合進学コースがあり、国公立大学・難関私立大学をめざす特別進学コースは、さらにαとβに分かれています。着実に進学実績を上げつつある同校で、どんな指導が行われているのでしょうか? 数学科主任で特別進学コースαの担任、中原雅信先生にお話を伺いました。

Q コース制のねらいは?

上位校にチャレンジする生徒にとって、最善の環境を整えるためです。特別進学コースで「この子の力なら進学できる」と感じた大学には、実際に合格できています。総合進学コースは、幅広い進路を希望する生徒に向いています。

中原雅信先生

Q 特別進学コースの特徴は?

αコースは生徒数が20名程度で、個別にじっくり指導できるのが強みです。授業では、高2で文系、理系に分かれるので、さらに半分になります。また、数学などで習熟度別授業を行なっており、生徒6人での授業もあります。

Q 教員の体制は?

本校の中でも、進学指導に明るく、進学実績も確実に上げる教員が配置されているのが特徴です。どの先生も、とても熱心です。

私自身のバックボーンには、受験の失敗があります。予備校に行けば受かると思いこんでいたのですが、現実はそうではなかった……。生徒たちには、同じ思いをさせたくない。そんな強い思いを常に持ちながら、指導にあたっています。

Q αとβの違いは?

入学時の学力で分かれます。入試問題は同じですが、合格のラインが異なります。教える内容も、αは深く、βは浅く広めに、という傾向があります。もちろん、学力が上がれば、βからαに移ることもあります。

私がβの担任をしていた時のこと、βの生徒が、国公立大学に進んだケースもありました。その生徒は内部生で、進学時にαかβ、どちらも選択できる力があったのですが、勉強以外の経験もたくさんしたいということで、βを選びました。αは、どうしても勉強に割く時間が多くなるので、あえてβを選ぶ生徒もいるのです。

その中で「αを越えたら最高じゃないか?」と競争心をくすぐった結果、「やってやろう!」とやる気になり、素晴らしい結果を出してくれました。βで野球部の部活を3年間がんばり、夏に引退してからGMARCHに進んだ生徒もいます。

言われたことだけをするような人間は、社会では評価されません。何事も、自分の意思で取り組み、成果を出すことが求められます。その意味で、本人のモチベーションをいかに「あおる」かが、教科の教員としても、進路指導の教員としても腕の見せどころなのです。
そのために、普段から生徒たちと色々な話をするように心がけています。雑多な話題の中から、その生徒が、今、何に興味を持っているのかを把握することができれば、やる気スイッチのヒントがつかめます。「頑張らないデメリット」を示すことで、頑張れる生徒もいる。一人ひとりの志向、性格に合った言葉掛けをすることがとても重要です。

Q コミュニケーションが大切なのですね。

はい。現在のクラスは25名ほどなので、1人の生徒と1日じっくり会話をしたとして、1年で12回もしっかり向き合える計算です。他愛ない話も大切で、雑談だけで1時間とることもあります。そうすることで、距離が縮まり、信頼が深まるのです。

Q たとえば、どんな話をしますか?

入試のトレンドを常にチェックし「東大がこんな問題を出した」などと生徒に話します。看護系に進みたいという生徒には、看護師が登場するドラマの話をしたりもします。日頃からコミュニケーションをしっかりとっていると、どの子にはどんな話がいいのか、個別に対応することができるのです。

生徒は、未知の世界にも大いに興味を示します。「大学ではこんなことがあるんだ」という楽しい話をすると、必ず食いついてきます。それから、自分の大学での失敗談も正直に話します。大学で彼女にフラれた話は、特に人気ですね(笑)。

僕は今34歳で、生徒にとっては「親戚のおじちゃん」のように、いちばん接しやすい年齢だと思っています。人は誰しも不安を抱えているものです。それは悪いことではありません。抱えている不安を表現できないことに問題があるのです。僕が率先して、不安に感じていたことや失敗したことを正直に語ることで「表現してもいいんだ」と生徒に思ってもらいたい。そういう意味でも、個々に対応できる少人数制は大きな強みですね。

Q 勉強だけ、という指導ではないのですね。

特別進学コースといっても、学校は、ただ勉強だけをする場ではありません。大人としての経験を伝えることで、社会的な意識を高めることも大切にしています。勉強はきっちり教えますが、その中でも「人として」「大人として」というスパイスも振りかけるようにしています。社会に出てから恥をかかないように、と願っています。

Q 他に、進路指導で大切にしていることは?

学期ごとに、保護者を含めた三者面談を実施します。高校生ともなると、なかなか親と本音で話し合う機会が少なくなりますよね。その場を設けるのです。時には、親子ゲンカになることもあります。でも、正直な気持ちをぶつけ合うことは、非常に大切。子どもの素直な気持ちを聞き、親がハッとするケースも多々あります。

行きすぎてしまいそうな場合は、たしなめながらレフェリー役に徹します。一家族に2時間半もかかったこともありました。さすがに疲れましたけど、生徒の人生がかかっているわけですから。それに、そうやって親と本音で話し合うことによって、必ず生徒は変わります。溜め込んでいたものを吐き出すことで、次のステップに上がっていくのでしょうね。絶対に必要な場だと思っています。

生徒には「親は、ただ親というだけでなく、人生の先輩でもある」ということを伝えます。こちらが真剣に向き合えば、生徒たちはしっかり受け止めてくれます。

本校の特徴として、保護者と教員との関係が良好だということがあるのですが、そんな取り組みを日常的に丁寧に行っているからかもしれません。上からではなく、腹を割って話すことが保護者との関係でも大切ですね。

何より、自分のためではなく、誰かのためにという方が、頑張れるし、力も出る。2017年、野球部が夏の東東京大会でベスト8まで駆けあがれたのも「チームのため」「学校のため」「応援してくれる家族のため」という思いが強かったからだと思います。

Q 最後に、入学を考えている読者に、メッセージを?

この学校には、“楽しい大人”がたくさんいます。特別進学コースというと堅物なイメージがあるかもしれませんが、とても話しやすい教員が揃っていますので、安心して入学してきてください。

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