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高校受験スタディが特別取材した私立高校の特徴ある教育

Special Report - 広尾学園の医進・サイエンスコース(IS)

広尾学園の医進・サイエンスコース(IS)

PHOTO21世紀の高度知識社会に活躍できる幅広い教養と知性、豊かな心、自ら学ぶ意欲を備えた人間の育成に力を入れる広尾学園。

そのための取り組みの柱に“広尾学園サイエンス教育”を据え、これまで特色ある多彩な活動を行ってきました。


PHOTO2011年、広尾学園ではサイエンス教育をさらに発展させる形で、高校に「医進・サイエンスコース(IS)」を設置します。

「医進・サイエンスコース(IS)」とは、第一線で活躍できる医師、研究者の育成を目的とした、医学部・先端理系学部をめざす人のためのコースです。

新コースの設置にともない、中学校・高校それぞれ生徒募集(入試)の新しいシステムがスタートします。


「医進・サイエンスコース(IS)」のねらいや教育の特色などについて、広尾学園中学校・高等学校の先端理系教育を推進している、木村健太先生にお話をうかがいました。
木村先生は理科(生物)をご担当。ご自身は分子発生学を専門に研究されていました。

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先端理系教育の推進役 木村健太先生のお話

PHOTO「医進・サイエンスコース(IS)」誕生の大きな契機となったのは、医学系やサイエンス系の大学進学を志望する生徒が増えているという現状です。

そんな生徒たちのニーズに応える形で「医進・サイエンスコース(IS)」が生まれました。


PHOTO同じ志を持つ生徒たちが情報や経験を共有し、ともに切磋琢磨し高め合う環境があったらいいのではないか。

熱い想いを持つ生徒たちがいる。私たちはその希望にしっかりと応えたい――という考えから出発し、「医進・サイエンスコース(IS)」の創設に至りました。


PHOTO「医進・サイエンスコース(IS)」の特色の一つとして、“最先端の現場を知る・見る・体験する”ことを重視した教育を行います。

一線で活躍されている医師や科学者などを招き、生の声を聴く、また生徒が病院や研究室などへ赴き、自分の肌で現場を感じ”本物”を見る。

どの生徒も、初めはあこがれがそのまま志望動機となるわけで、それはとても大切なことです。しかし、もっと大切なのはそんな想いをあこがれで終わらせないことだと思います。


PHOTO医療の現場は厳しい。研究者やエンジニアにも、実験やものつくりに関する知識や技術だけではなく、コミュニケーション力や高い倫理観が求められる。

そうした現実を専門家から直接聴いて、見て、肌で感じ取る経験は、自身の動機を強め、医師や研究者としての心構えを学び、また興味・関心の具体的な内容を、生徒が自ら探ることに結び付くはずです。


PHOTO一般的な話として、医学系やサイエンス系の大学に進学後、自分のイメージと違ったとか、志望学科が合っていないなどで悩む学生がいます。

逆に、実際の現場を知ったことがきっかけで医療の道を志す人がいます。早い時期から現場をふまえた学習ができる環境を提供していくことも、生徒たちに伝えなくてはならないもののひとつだと考えています。


PHOTO大学受験指導については、高校1年から各教科で行っていきます。

本校では、中・高ともに定期試験に大学入試問題を組み込んでいるほか、朝に行う個別の学習進度に応じた英単語テスト(V-P.L.Tプログラム)、大学受験対策や教科のより専門的な学びを意図とした土曜特別講座など、効率的で魅力あるプログラムを展開しています。


PHOTO例えば現在行っている土曜特別講座は、年間の講座数が300を超えます。

国語・数学・英語・理科・社会。各教科とも基礎・基本対策から発展学習まで、難関大学対策や英検1級対策講座など多彩です。

今後は医進・サイエンスコース(IS)に対応した土曜特別講座も開設し、先に紹介した病院や研究室訪問、高度医療に取り組む医師や先端科学技術を扱う研究者の講義、大学のシンポジウム見学やオープンキャンパス訪問などを企画していきます。

本校ではこのほかにも、模試や長期休暇中の講習など充実した受験指導を行っており、「医進・サイエンスコース(IS)」においてもそうしたシステムを土台とした、希望進路に直結するプログラムを実施します。


PHOTO「医進・サイエンスコース(IS)」のもう一つの特色として、“大学レベルの実験を行う授業”が挙げられます。

本校では、サイエンスラボの建設に力を注いできました。2009年に完成したサイエンスラボ1(生物)に加え、2011年3月には新たに物理・化学専門の2つのサイエンスラボが完成します。

ラボには大学の研究室レベルの設備が備わっており、DNA操作や細胞培養など、学校の授業の枠にとらわれない高度な実験ができるようになります。


例えば、高校では既に、ラボで培養しているES細胞を用いた実験を行っており、興味を持った生徒たちが放課後にも集まってきて、私といっしょに実験の続きをやっていますよ。

PHOTO医進・サイエンスコース(IS)では、こうした研究・実験・レポート作成を日常的に行い、英語で書かれた医学系論文の読み方、書き方を学びます。

また、インターネット上のデータベースを駆使して情報を集める方法を学び、自分の実験結果と世界で共有されている情報をもとにしたディスカッションを行います。


PHOTO実際に、高1~高2にかけて各自の好きなテーマで実験・研究を継続して行う予定です。

生徒たちは知的関心が高く、吸収も早い。日ごろ教えていてちょっと難しいかなと心配することもあるけれど、目の前の生徒を見ていると、それはこちら側の杞憂に過ぎなかったといつも思い知らされます(笑)。


PHOTO広尾学園の教育方針は「自律と共生」。

先生が正しい答えや生き方を生徒に与えるのではなく、生徒が仲間とともに、自分たち自身で考えるための豊かな環境や機会を提供する学校です。

私たち教員も日々、向上心を軸に自らの専門性を高めています。

本校で自由に思う存分学び、しっかりとした実力と人間力を養って、将来一流の医師や研究者になってほしいですね。


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広尾学園高等学校の生徒募集について(2011年度)

入試は医進・サイエンスコース(IS)、特進I類コース(TS)ともに同日に実施します。

●推薦入試 A推薦(専願)
試験日 募集人員
1月22日 医進・サイエンス/男女5名 特進I類/男女20名
●一般入試
試験日 募集人員
第1回 2月10日 医進・サイエンス/男女10名 特進I類/男女20名
第2回 2月11日 医進・サイエンス/男女5名 特進I類/男女15名
第3回 2月15日 医進・サイエンス/男女10名 特進I類/男女15名
入試科目
コース 選抜方法
医進・サイエンスコース(IS) 英語・数学・国語または理科/各50分 面接(本人のみ個人面接)
特進I類コース 英語・数学・国語/各50分 面接(本人のみ個人面接)

※推薦入試は医進・サイエンスコース(IS)、特進I類コース(TS)それぞれについて成績等出願条件があります。
※一般入試の合格者には特待生制度があります。

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