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2017/10/23(月)

Rainbow Program公開授業[愛徳学園高等学校]

「新しい学力観」に対応、ICT利活用・アクティブラーニング型授業で、7つの力を育成。

2017年10月14日(土)に愛徳学園高等学校(兵庫県神戸市)で、「Rainbow Program公開授業」が行われました。
その時の模様をお届けいたします。

公開授業の様子

公開授業の内容

■中学1年生 国語 「わかりやすい案内文を書こう」
担当:河合 香 先生
(ICT利活用授業)
・ 読み手が必要な情報を、正確にわかりやすく伝えられるように、案内文の書き方を学ぶ。
・ 案内文とは何か、目的や案内文の構成について知る。
・ 案内文には、どのような項目が必要か、タブレット端末を使いペアで考える。
・ よりわかりやすい案内文を書くために、必要な情報を箇条書きで示すことについて、授業支援アプリを使いペアで考える。
■中学2年生 数学 「図形の調べ方」
担当:齋藤 典正先生 島川 承子先生
(ICT利活用授業・アクティブラーニング型授業)
・ 対頂角や平行線など多角形の角の関係を用いて角の大きさを求める演習問題に取り組み、タブレット端末を使ったアクティブラーニング型授業で理解を深めることを目的に実施。
・ 練習プリントの問題を一人で考えた後、協働学習をする中でグループのメンバーに自分の考えを発表する。
その後、お互いの考えを聞き、代表者が電子黒板と電子ペンを使って全体にプレゼンテーションをして理解 を深めた。
■中学3年生 宗教 「日本における『キリスト教の足跡』」
担当:Sr. 西村 三千恵先生
(ICT利活用授業)
・ フランシスコ・ザビエルが日本に伝えたキリスト教の足跡を学ぶ。
・ 修学旅行で訪れる島根県の津和野とキリスト教の関係を学ぶ。
・ 授業支援アプリを使い生徒で意見交換をし、登場人物や作業図をスクリーンに映し出した。
・ 宗教と歴史が深く繋がっていることを学ぶ。
■高校2年生 Global Studies 「 Our Solution of the Problems in Developing Countries 」
担当:佐々木 敬子先生 荒谷 すみれ先生
(ICT利活用授業・アクティブラーニング型授業・教科横断型授業)
・ この授業では、ドキュメンタリー映画「The True Cost」を通して、ファストファッションが抱える問題についてリサーチを行い、その解決法について調査してきた。
・ クラスを 4 つのグループに分け、人権問題・環境問題・途上国支援のあり方について、その問題を解決する方法を提案するためのプレゼンテーションを行う。
・ グループ A はバングラデシュの最低賃金の低さを解消する方法をテーマにプレゼンを行い、植民地支配から抜け出し現在急速に経済発展をしているブラジルの取り組みを、バングラデシュで取り入れる方法を提案した。
・ グループ B はバングラデシュにおける男女の労働環境の差を解決する方法をテーマにプレゼンを行い、女性の中等教育義務化のための法制定を提案した。
・ グループ C はインドの皮革工場排水による水質汚染を解決する方法をテーマにプレゼンを行い、光触媒水浄化システムの導入と建設資金を集めるために SNS を活用する方法を提案した。
・ グループ D は途上国に大量に送られてくる古着が現地の産業を圧迫し、環境を汚染していることをテーマ にプレゼンを行い、その解決策としてリメイクした古着を SNS を通して販売し、そこで得た利益を途上国支援に用いることを提案した。
・ 各グループの発表後に、質疑応答の時間を設けて、各発表の不明な点を明らかにした。

Rainbow Programとは?

様々な新しい取り組みを積極的に行っている愛徳学園高等学校。ぜひ、学校の雰囲気を見るために説明会に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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