私立中学

女子校

この学校をブックマークする

この学校の資料請求をする

とうきょうじゅんしんじょし

東京純心女子高等学校 

スクール特集(東京純心女子高等学校の特色のある教育 #1)

「英語の純心」で本物の英語力を養い、どんな世界でも自分を活かせる女性へ

「英語の純心」と言われるほど英語教育に定評のある同校。身につけた英語力を“誰かのために”活かしていける女性の育成を目指しています。

「キリスト教の価値観に基づくこころの教育」「全人教育」「グローバル教育」。この3つの柱でカリキュラムを組み、教育活動を行っている東京純心女子高等学校。その中のグローバル教育では、コミュニケーションのツールとなる英語の指導に力を入れ、最近は、ターム留学など、異文化理解を深めるプログラムも強化しています。英語科の星島三智子先生に、同校の英語教育について語ってもらうとともに、1年間、英語を学んできた2年生に授業の様子などを聞いてみました。

4段階の習熟度別、徹底した少人数制の授業

以前から「英語の純心」といわれるほど、英語教育に定評のある同校。どのような取り組みを行っているのでしょうか。
「高校では、“英語を英語のまま理解する”ことを目標に、習熟度別による授業を行っています。以前はA、B、Cの3段階でクラスを分けていたのですが、2016年度からは、もう1つ上にSクラスを設置しました。Sクラスの授業では、ハイレベルな教材を使用し、プレゼンテーションなども頻繁に行っています。このようにクラスを細分化することで、1クラスがより少人数となり、習熟度に沿って丁寧に指導することができます」と、星島先生は言います。

そして「聞く、話す、読む、書く」の4技能をバランスよく習得できるように授業を展開。「読む力や話す力を高めるために、リテリングも取り入れています。これはテキストの内容を自分の言葉で言い換えるというもので、友だちとシェアをしながら進めていきます。生徒は、自分で言葉を考えなくてはならないので、しっかりと文章を読み込むようになりますね。また、サマリー(文章の要約)やパート毎にタイトルをつける課題を出すこともあります。単に日本語訳ができるだけでなく、話の全体像をつかむ力が求められます」
ほかにも、英会話のテストを定期的に行ったり、単語テストは毎週実施し、基礎を徹底。ちなみに単語テストで8割の合格ラインを超えない生徒は“単語道場”という補習を受けるそうです。

▶英語科 星島三智子先生

オーストラリアの姉妹校でターム留学開始

さらに同校は英語検定の取得にも力を入れ、1、2年生は、全員が2級を受検。放課後などを利用して、英検対策の補習も行っています。目標は卒業するまでに準1級を取得すること。既に2年生の段階で、4人の生徒が準1級に合格しています。

また、1、2年生を対象に毎年「英語のスピーチコンテスト」を開催。1年生は、課題文を暗唱します。前回は、オバマ前大統領の演説、マララさんが国連で行ったスピーチ、カナダの環境問題の活動家セヴァン・スズキさんの国連でのスピーチが課題文となり、その中から1つを選択。クラスの代表になった生徒が、みんなの前でスピーチを披露しました。2年生になると、スピーチのテーマも内容も自分で考えて発表します。

 同校は、英語教育とともに、国際教育にも力を入れています。そのためのプログラムとして、1年生の希望者を対象に、夏休みの17日間、オーストラリアの姉妹校キャロラインチズムカレッジで研修を実施。「生徒たちは姉妹校の生徒の家で1人ずつホームステイをしながら、一緒に学校へ通い、授業を受けます。ホストファミリーや現地の人との交流を通して、異なる文化や社会を理解し、国際感覚を身につけていきます」と星島先生。加えて、2017年度からは、同じくオーストラリアの姉妹校でターム留学(高1の1~3月の3か月留学)がスタートしました。

英語を使って、誰かのために、何かのために活かしてほしい

このように様々な英語教育を実践している同校。生徒たちはどのような様子で学習にのぞんでいるのでしょうか。
「本校の生徒は、自分から積極的に学び、授業でもよく発表をします。英会話のテストは、ペアで行うのですが、友だちと事前に何度も練習をしています。また、与えられた課題だけでなく、自分で考えたことを付け足したり、表現したりするのが好きな子が多いですね。前にSクラスで『スペースエレベーター』という単元を学習し、自分が宇宙飛行士になったつもりでプレゼンをするという授業を行いました。生徒たちは、自分が考えた言葉を前後に付け加えたり、絵を描いて黒板に貼ったりして、プレゼンをしていました。それがとても面白かったですね。発音や話し方も、念入りに練習をしていたようです」
 生徒たちの自主性を頼もしそうに語る星島先生は、英語教育を通して、次のようなことを期待しています。 
「グローバル化が進む現代、英語はコミュニケーションのツールになります。将来の可能性を広げるためにも、一生モノの確かな英語力を身につけてほしいですね。そして、その英語力を誰かのために、何かのために役立てていける女性に育ってほしいと願っています」

高校から入学した生徒へインタビュー

同校の英語教育について、生徒たちは、どのように感じているのでしょうか。高校から入学した3人の生徒(高入生)に、先生や友だちとの関係など学校生活も含め、話を聞いてみました。

▶左より Kさん・Tさん・Iさん

Kさん(2年生/1年の夏にオーストラリア研修に参加。軽音楽部)
Tさん(2年生/1年の時、クラス代表で英語のスピーチコンテストに出場。バドミントン部)
Iさん(2年生/1年の秋に英語検定2級を取得。弦楽部)

Q英語の授業の感想を教えてください。

Kさん 中学に比べると、授業に活気があって楽しいです。先生がただ教えるのではなく、生徒に考えさせたり発表させたりして、授業を進めていきます。私はこれまで、人前で英語を使って話すことがあまりなく、初めは緊張しましたが、だんだんと慣れてきました。

Tさん 入学した時、クラスメートの英語の発音が上手で、びっくりしました。中学では、発音の練習をそれほどやらなかったし、音読をする時もみんな下を向いて、ぼそぼそ言っていました。でも、純心の生徒は、ハキハキとして積極的なのがいいですね。私も自分から進んで発表するように心がけています。

Iさん 中入生(中学からの入学生)の英語のレベルは高いんですよ! 中学時代は、英語が得意なつもりでしたが、まだまだだなぁと思い知らされました。でも、周りにできる子がいると教えてもらえるし、いい刺激になります。授業もテストも中身が濃いので、前よりもきちんと勉強するようになりました。

Q3人とも高校からの入学ですが、すぐに学校に慣れましたか?

Kさん 最初はなじめるか心配でしたが、初日から「名前はなんて言うの?」と話しかけられ、一気に不安が解消しました。中入生と高入生の壁はまったくないですね。

Tさん 授業も生徒参加型なので、入りやすかったです。逆に高入生だけだったら、シーンとしてやりづらかったかも…。その空気を取り払って、和やかにしてくれたのが、中入生でした。

Iさん 入学する前、高入生だけの春期講習があったのですが、その時はぎこちない雰囲気でした。中入生がみんなをつなげてくれた感じです。相手を干渉したり、グループ意識がなく、みんな仲がいい学校だなと感じます。

Q先生や友だちとの関わり、学校の雰囲気はどうですか?

Tさん 先生と生徒の距離が、とても近いです。中学の時は、先生に質問もしづらかったけれど、今はどの先生とも話がしやすい。それは友だちに対しても同じで、部活の先輩や後輩も親しみやすいです。純心全体の校風なのかなと思います。

Iさん 私は弦楽部でヴァイオリンをやっているのですが、高校から入ったのは私だけで、しかも初心者。最初はついていけるか不安でしたが、みんなが丁寧に教えてくれて、うれしかったです。また、この学校は、お誕生日にカードを贈ってくれるんですよ。朝礼などでクラス全員が誕生日の歌を歌って祝福したり、とてもアットホームです。

Kさん 勉強に関しては、友だちとよく教え合いをやっています。みんな教え方が上手で、優しい。わざわざ本を引っ張り出してきて、こっちが申し訳ないと思うくらい、時間を割いて教えてくれます。

▶誕生日カード

Q今後、学校で取り組みたいことはありますか?

Tさん 2年生でも、スピーチコンテストの代表になりたいです。あとは、バドミントンの試合で勝つこと、友だちとの絆を深めることです。

Kさん 軽音楽部主催でライブを開いたり、学園祭の前夜祭にも出たいです。

Iさん 同級生が90人くらいなので、全員と友だちになりたいです!

取材を通じて、もともと定評のある英語教育がさらに進化していることが伝わってきました。また、それ以上に強い印象を残してくれたのは、素直でやさしい生徒たち。高校から入学しても中入生とすぐに打ち解けられ、まったく心配はありません。きっと、充実した高校生活が送れることでしょう。

  • この学校をもっと詳しく知る
  • スクール特集トップに戻る

この学校へのお問い合わせはこちら

  • 資料請求をする