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郁文館グローバル高等学校 

スクール特集(郁文館グローバル高等学校の特色のある教育 #2)

生活習慣を確立し、自立心を養う!男子学生寮がオープン

「自分の夢をもち、叶える力を養う」。郁文館が掲げる夢教育を、私生活からサポートする男子学生寮がオープン。その詳細を取材した。

2019年4月より、郁文館夢学園は男子学生寮の運営をスタートした。どのような目的で寮を開設し、どのように生徒たちの生活をサポートしているのだろうか。責任者の北口先生に話を聞くと共に、寮生たちの声も併せて紹介する。

▶︎北口先生

規則正しい生活の指導 英検講座など、学習面もサポート

この4月、同学園の男子学生寮「Ikubun Dream House」(イクブンドリームハウス)が、埼玉県戸田市にオープンした。地上4階、地下1階の鉄筋コンクリートの建物で、寮居室は約100床。6月現在、高校3年生が7名、2年生4名、1年生14名の計25名が入寮し、寮長(生活指導の担当職員)、寮父、寮母が管理をしている。北口先生は寮を開設した経緯を次のように話す。

「本校は、『子どもたちに夢を持たせ、夢を追わせ、夢を叶えさせる』ことを、教育の目的に掲げています。この夢教育を私生活から支えるために、また、全国の夢教育に関心をもつご家庭に対応していきたいと学生寮の運営を始めました」
寮生の中には、青森県からグローバル高等学校に進学した生徒や、台湾からの留学生もいる。多いのは、強化指定クラブの硬式野球部や剣道部に所属している生徒で、近くにはグランドがあり、寮の地下は、バッティングゲージなどを備えたトレーニングルームを設置している。

「部活動の練習に励む環境を整えていますが、それが生活のメインになるわけではありません。学生の本分である勉強との両立を図り、規則正しい生活習慣を身につけることを最優先しています」と北口先生。そして、学習の習慣を確立するために、夕食後は、全員一斉の学習時間を設定。さらに英検取得講座(無料)を開講し、定期試験前は教員による学習指導も行っている。

Ikubun Dream House・英語検定講座

Ikubun Dream Houseでは、在寮生の英検準2級・3級取得にむけて、英語検定講座(準2級・3級毎、週1回90分)を実施している。4月の入寮後から、秋(10月)と翌年の冬(1月)の英検受験にむけて、自分のペースで、着実に、英語4技能を伸ばして、英検合格を目指す。もちろん、部活動の時間との両立が可能だ。

栄養満点の食事で健康を管理 切磋琢磨して成長できる寮へ

寮生活に欠かせないのが、生徒たちの健康を維持する食事だ。「Ikubun Dream House」では、栄養士が献立を監修し、栄養バランスのとれた食事を、毎日規則正しい時間に提供している。「寮父母さんは、和食の料理屋をされていた方で、どの料理も美味しく、みな満足しています。また、いつもやさしく生徒を見守ってくださり、第2の保護者のような存在ですね」と北口先生。母の日は、生徒全員が声をかけ合って、寮母さんにカーネーションをプレゼントしたそうだ。
 生徒たちの健康面も、寮長たちが管理し、体調不良の時は、保護者に連絡をとって、近くの病院に連れていくなど、万全な体制をとっている。
 このように安心、安全な環境を整え、生活指導も徹底するなかで、北口先生は「寮を生徒たちが互いに成長できる場所にしたい」と話す。「これからの時代は、自分から行動する力や、自立心を身につけることが大事です。寮生活は、自分を律したり、集団の中で我慢が必要だったり、精神面を鍛えてくれます。そうしたことが、大学受験の追い込みやスポーツの勝負において、最後に踏ん張れる力となっていきます。とはいえ、生活の中には楽しさも必要で、そこはバランスをとっていきたい。そして生徒たちには、他者を思いやり、切磋琢磨しながら、自分の夢を叶える力を養ってほしいと願っています」

寮生たちへのインタビュー

実際、寮生たちは、どのような毎日を過ごしているのだろうか。入寮した理由をはじめ、感寮生活の感想を聞いてみた。

Sくん 高校1年生
Tくん グローバル高校1年生
Iくん 高校3年生 硬式野球部
Yくん 高校3年生(内部進学生) 硬式野球部 
Kくん 高校3年生 剣道部

Q 入寮を決めた理由とは?

Sくん 郁文館特有の起業家育成カリキュラム「起業塾」に入塾するために郁文館へ入学しました。秋田県出身ということもあり、入寮を決めました。
  
Tくん 高校二年時に1年間の海外留学を控えるグローバル高校に入学しました。実家は千葉県で、物理的に自宅から通えない距離ではないですが、登校にかかる時間を少しでも学習面に充てたいという理由で入寮を決めました。

Iくん 自宅が横浜で、通学時間も1時間30分かかるため、グランドに残っての自主練習ができませんでした。もっと野球の練習時間をとりたというのが理由です。

Yくん 寮長が野球部のスタッフで、監督も週に2~3回、寮に泊って直接指導をしてくれます。実は、自宅が寮から近いこともあり、最初は親に入寮を反対されましたが、大学でも野球を続けたいし、それくらい真剣なのだと説得しました。

Kくん 親元を離れ、洗濯なども自分でやって自立することが、剣道にも活かされるのではないかと思いました。親への甘えから抜け出すことで、自分の成長にもつながるかなと寮に入ることを決めました。

▶︎Yくん 高校3年生(内部進学生) 硬式野球部 

▶︎Sくん 高校1年生/Tくん グローバル高校1年生

Q 寮生活をして気づいたこと、自分が変わったと思うことは?

Sくん 自分で着たものを自分で洗濯し、自分で汚した場所は自分の手で清掃するという当たり前のことも自宅だとついつい家族に助けてもらうことが多かった。自立した生活を送ることで家族への感謝、集団生活の中で他者への思いやる気持ちが、以前に増して強くなったと思います。

Tくん 充分な学習時間が確保できるようになり、一つひとつ出来ることが増え自信につながり、行動が積極的になりました。

Iくん 泥がついたユニフォームを洗濯するのは大変で、親のありがたさを知ると同時に野球に対してもより真摯に向き合えるようになりました。また勉強は、家にいる時は課題を怠けることがあったけれど今は周りの刺激もあり、毎日、きちんとやるようになりました。

Yくん 寮では時間やスケジュールの管理を、自分でしなくてはなりません。それができるようになって、少しは成長したかなと思います。学習については、講師が来てわからないところを教えてくれるので助かります。

Kくん 勉強も身の回りのことも、やれと言われる前にやるようになりました。洗濯も最初は面倒でしたが、今は習慣になっています。また、寮では学習時間が設けられていて、試験前は同級生で教え合うなど前向きに勉強に取り組むようになりました。

▶︎Iくん 高校3年生 硬式野球部

Q 寮生活の良いところは?

Sくん 将来は現在父親が経営している会社を継ぎます! 自分のことを自分で出来ない人に社長は務まりません。寮生活の中で洗濯や部屋の掃除など自立に向けて一歩ずつ積み重ねることが、社長になるための第一歩だと思います。日々成長できることが私にとってとても良い環境です。

Tくん 寮生活は時間の制約があり大変ですが、その分有意義な生活が送れているような気がします。寮では留学中の生活の疑似体験をしているつもりで過ごしています。留学に向けた準備の提出書類が多いグローバル高校ですが、寮内でコミュニケーションをとり、仲間同士で準備・確認ができることがメリットです。

Iくん グローバル高校の生徒や、学年の違う生徒と話ができるところです。部屋は、野球部の1年生と一緒なのですが、友だちに近い感じで、いい話し合い手になっています。

Yくん 野球を直接指導してもらい、自主練習もできる環境です。

Kくん 自分を鍛えられる場所です。でも、毎日の生活は楽しく、寮生ともいい関係で過ごしています。

Q 今後の目標や将来の夢は?

Iくん 郁文館は野球の伝統校ですが、まだ甲子園に行っていないので、最後の夏は甲子園を目指したい。将来は高校野球の指導者になりたいです。

Yくん 小さい時から野球が好きで、それは今も変わりません。将来は野球を職にして生計を立てたいと思っています。

Kくん 直近の目標は、インターハイに出場して優勝旗を持ち帰ることです。人を教えるのが好きなので将来は体育の教師になり、その学校で剣道部の顧問になって全国優勝を目指したいです。

▶︎Kくん 高校3年生 剣道部

(データ)
Ikubun Dream House

所在地  埼玉県戸田市大字新曽1337
     JR埼京線戸田駅より徒歩8分
     郁文館夢学園まで約45分
入寮金  100,000円(3年間)
     ※中学生は6年間分…200,000円
寮費月額 68,000円
      内訳…寮費33,000円(光熱費・管理費等)
         食費35,000円(朝夕2食提供)

(取材を終えて)
男子学生寮というだけで、勝手に煩雑なイメージを抱いていたが、部屋の整理や洗濯もきちんとされていて(柔軟剤を使って洗濯をしている生徒もいる)、寮内は整然としている。現在は、運動部の生徒が多いものの、学業との両立や、生活習慣を確立することに重きが置かれていることも、よくわかった。また、厳格な縦の関係もなく、上級生が下級生を気にかけるなど、良い意味で仲の良さが感じられる。学校生活と並行して、寮の中でも、「生徒それぞれの夢を実現する力を養っていきたい」という北口先生の言葉が印象的だった。

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