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かわむら

川村高等学校

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スクール特集(川村高等学校の特色のある教育 #4)

「お互いを認め合い、共に成長できる学校です!」 高入3年生が語る川村の魅力

ここ数年、川村高等学校では、生徒の約半数が高校から入学をしている。彼女たちはどのような学校生活を送っているのだろうか。高入3年生に話を聞き、同校の魅力を探った。

お話を聞いた生徒さん

Kさん 高校3年生 所属クラブ…フラダンス部
Fさん 高校3年生 所属クラブ…漫画研究部
Mさん 高校3年生 所属クラブ…陸上競技部

先生が一人ひとりを見守り、手厚く指導する学校

—川村高等学校への入学を決めた理由を教えてください。

Kさん 落ち着いた校風が自分の性格に合っていると思いました。学校説明会に行った時も、先生や先輩たちから優しく接していただき、ここならのびのびと学校生活を送ることができそうだと感じました。入学前は内部生が多いので馴染めるか不安でしたが、想像以上にフレンドリーな人ばかりで、1ヵ月もしないうちに仲良くなれました。

Fさん 先に2歳下の妹が川村中学校に通っていて、「雰囲気のいい学校だよ」と話していました。見学に行ってみると、「私にも合いそうな学校だな」と感じました。また、中学3年生対象の学習会にも参加したのですが、先生の教え方がとてもわかりやすく、この学校でしっかり学力を付けたいと思いました。

Mさん 説明会や、学習会に何度か参加し、先生が親身になって指導してくれる学校だと感じました。また、私は人と話すことに苦手意識があったのですが、先生も生徒も、「そういうタイプもいるよね」と、受け入れてくれそうな温かな雰囲気がありました。

▶︎Kさん

―授業や学習の指導はどうですか?

Kさん どの先生も教え方が丁寧で、質問や相談もしやすいです。また、年に何度も面談があり、進学指導も手厚いです。私は総合型の受験を希望しているのですが、それには小論文が必要で、進学指導部の先生が添削をしてくださり、それも提出して3日後には返ってくるなど、対応が速く細やかです。川村は少人数の学校なので、一人ひとりに合ったサポートをしてもらえるのが、とても良いです。

Fさん 中学生の頃は英語が苦手で、最初はついていけるか心配でしたが、授業が習熟度別だったので、自分のペースで学ぶことができました。また、英検準1級を取得するまで受検が奨励され、クラスメートが勉強していたから、私も勉強し、そのうち英語力も向上していきました。他にも川村には海外留学や、「English Challenge Program」という英語漬けの生活を体験するプログラムがあり、イギリスの中高生とオンラインで交流するなど、英語の学習環境が充実しています。

Mさん 川村は中高一貫校であるため、入学した時は英語のレベルが高いと思いました。ネイティブの先生がオールイングリッシュで行う授業もあり、最初は聞き取ることも話すこともできずに苦労しました。でも、しっかり授業や課題に取り組んでいるうちに理解できるようになった。努力をした分、力が付いていくことを実感しました。英語に限らず、どの教科の先生も生徒を取り残さずに指導をしてくれます。

▶︎Fさん

▶︎English Challenge Programの様子

学校の一番の思い出と、自分が成長したと思うこと

―学校生活でもっとも印象に残っていることは何ですか?

Kさん クラブ活動です。8月に「フラダンス甲子園」という大会があるのですが、高1の時は入部して3ヵ月で出場。必死で練習し、先輩との絆も深まりました。高2の大会でも、残念ながら入賞はできませんでしたが、夏休みに毎日、部員同士で励まし合いながら練習したことが、良い思い出になっています。

Fさん 鶴友祭(学園祭)で漫画研究部の部誌(イラスト集)を配ったことが、印象に残っています。夏休みの蓼科での合宿で、コーチに添削をしてもらいながら作品を作り、それらを印刷所に持っていき、自分たちで1から作り上げました。学園祭ではイラストリクエストといって、好きなキャラクターを描くこともやり、昨年は約200のリクエストを受け、私は15枚ほど担当しました。日々の部活動で、速く描く練習をした成果が発揮できたかなと思います。

Mさん 私は中学から陸上競技に取り組んでいて、今も学校の部活とクラブチームに所属しています。種目は1500メートル走です。一時期、真剣に練習をしても、タイムが伸びず、落ち込んだことがありました。気持ちが空回りして、辞めてしまいたい時もあったけれど、今も続け、これからも続けたいと思うのは、コーチや部員など周りの人たちが、私の頑張りを認め、見守ってくれたからです。また、毎年3月に行われる目白ロードレースでは、2年連続個人の部で優勝できたことは、嬉しかったです。そのような体験が、思い出深いです。

▶︎Mさん

▶︎「フラダンス甲子園」

―高校で自分が成長したと思うことはありますか?

Kさん 学習面では、計画性が身につきました。たとえば、定期テストに向けてこの日までこれをやろうと、毎日、具体的に計画を立てたり、練り直したりして勉強するようになりました。生活面では、中学生の時よりも自分らしく、素のままで毎日を過ごしたり、交友関係を築くことができるようになりました。中学は共学だったので、女子校は良い意味で気が楽なのがいいです。

Fさん 学習時間が増えました。最近は放課後に友だちと自習して帰ることが多く、受験勉強のモチベーションを高め合っています。勉強も部活などの活動も、自分一人で成長したというより、みんなで切磋琢磨しながら共に成長していると感じます。

Mさん 相手に対して、「こういうふうに話せば、良好な関係になれるんだ」ということがわかり、コミュニケーションや人との関わり方がスムーズになりました。

▶︎学園祭における漫画研究部の活動

それぞれが思い描く夢と、受験生たちに伝えたいこと

―今後の進路や将来の夢を教えてください。

Kさん 将来は看護師になりたいです。叔母が看護師で、幼い頃からその姿を見て憧れを持っていました。その後、献血に行って看護師と話をしたりして、より気持ちが強くなりました。志望校も決まったので、今は受験に向けて準備を進めています。

Fさん 私は化学や数学が好きなので、大学でも学び続けたいと思っています。人の役に立つ職業に就きたいと思い、薬学部に進学しようと考えています。薬剤師の資格を取り、医療現場で働くのが夢です。

Mさん 高校卒業後も陸上競技を続けたいと思っています。大学はスポーツを学べる学部に進み、そこで学んだことを活かし、今度は私が選手をサポートする。そういう仕事に就きたいです。

▶︎「第28回目白ロードレース高校生~30歳未満 女子5.2km」で見事、優勝を果たしたMさん

―改めて、川村高等学校の魅力とは何でしょうか。

Kさん スポーツデー(体育祭)や鶴友祭(学園祭)など、生徒が学校行事に積極的なところです。学園祭は、各クラスで企画をします。私たちは高2の時、お化け屋敷を作りました。毎日、居残って準備をしたり、入り口で流すムービーも自分たちで作るなど、みんなの本気度が高く素晴らしいと感じました。川村は生徒の団結力も強いです。

Fさん 入学する前は校則が厳しく、自由が利かないのかなと思っていましたが、いろいろな場面で生徒が主体となって行動することが多いです。女子校だから、力仕事なども女子がやりますし、積極性や自立心も育つ学校です。

Mさん 繰り返しになりますが、川村はどんな人でも受け入れてくれる温かな学校です。一人ひとりの居場所があり、心地良く過ごすことができる。そういう環境が一番の魅力だと思います。

▶︎学園祭のお化け屋敷

<取材を終えて>
先生も生徒も一人ひとりの個性を認め、尊重している。だから、自分らしくのびのびと学校生活を送ったり、勉強や部活動、行事なども励まし合って取り組むことができる。そのような校風が、生徒たちの言葉から伝わってきた。また、高校3年間、自校調理されている給食(食育やマナーの修得も含め、会食と呼ばれている)を提供し、建学の精神である「感謝の心」に繋げている。学習や進学、生活の手厚いサポートなど、少人数の女子校だからこそできることがたくさんあるのが、同校の魅力だと感じた。

▶︎会食

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