私立高校

女子校

くにもとじょし

国本女子高等学校

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デジタルパンフレット

学校詳細

建学の精神、教育理念

新しい時代の女子教育

創立以来、変わらない情操教育を行っている。

一、眞心の発揮

一、自然に対する素直さの涵養

一、恩を知り恩に報ゆる心の育成

3つの基本的な教えはそのままに、変化していく時代の中で国本学園の教育も、しなやかな強さを持つ「新しい時代の女子教育」へと変化をしている。
男子と女子では心身の発達速度が異なることを考慮し、生徒たちが能力をいかんなく発揮できるカリキュラムを設定。創立者の有木春来の「グローバル社会に貢献できる女性の育成」に基づき、高等学校は「社会で自分の役割を意識できる、自立した女性の育成」を掲げている。

教育の特色

DDコースと総合進学コース

2020年よりスタートしたダブルディプロマ(DD)の一期生が、2023年度、同校の高等学校に進級するに伴い、DDコースと総合進学コースの2コース制になる。また2023年度より、高等学校もDDコースの募集をスタート。教育レベルの高いカナダ・アルバータ州の授業を通常授業として受け、日本とカナダ、両方の高校卒業資格を得られるため、海外の大学への進学チャンスも広がる。このコースでは、3分の2の授業がオールイングリッシュで行われ、英語の到達目標は英検準1級、CEFR B2(TOEFL iBT90)以上。高校卒業までに、グローバル社会で活躍できる女性の育成と掲げる同校らしい取り組みが、今後も展開される。

総合進学コースは、考察力、思考力、活用力を身につける授業を行う。教科学習、学校生活、進路指導全てにおいて、生徒ひとりひとりに寄り添い、将来の夢を実現するための自己表現力や自ら発信していくプレゼン力を指導していく。また英語はネイティブ教師と1対1の授業、国語はアクティブラーニング型の授業など、それぞれの教科の取り組みがきめ細かく、生徒の学力の底上げを徹底している。

施設設備

駅から2分、安全安心な通学路

キャンパスは、世田谷区にあり、小田急線・喜多見駅から徒歩2分。小田急バスの喜多見駅南口下車徒歩3分、二の橋下車徒歩2分と便利。喜多見駅からのルートは商店街で明るく、安心して通学できる立地だ。
幼稚園から高校まである国本学園ゆえに、幼稚園児や小学生の元気な声も聞こえてくる。大人数のマンモス学校にはない、少人数制の学校ならではのアット・ホーム感も魅力だ。

学校行事

体育祭・文化祭は中高一緒に

体育祭、記念祭(文化祭)などの学校行事は、中高合同で実施。同校には、上の学年の生徒が後輩にいろいろなことを教えるという風土がある。中学1年と2年はイングリッシュキャンプや沖縄研修も実施。沖縄研修は、国本女子で継続している行事のひとつ。民泊をして沖縄の方と交流し、研修結果は記念祭で発表を行う。

DDコースは高校2年でカナダ語学研修に参加できる。カナダの歴史や地理、文化に関する授業を受け、単位取得につながる学習を実施。博物館や美術館を訪れたり、現地でのイベントに参加して理解を深めたり、さまざまな体験学習を行う。ホームステイでは、ホストファミリーと暮らし、カナダの日常生活を送り、学習しながら海外生活を体験し、視野を広げていく。

部活動

全国レベルで活躍するクラブ活動

全国区のコンクールでも結果を残している吹奏楽部は、学校行事だけでなく地域イベントにも積極的に参加している。2019年度の東京都高等学校吹奏楽コンクール金賞受賞など受賞歴は多い。ソフトテニス部はインターハイ出場、ラクロス部は、創部20年の歴史があり、第16回中高女子ラクロス秋季関東大会 決勝リーグ進出(2年連続)。バスケットボール部は、関東高等学校女子バスケットボール選手権大会に何度も出場している。美術部は、文化祭発表に向けての展示のほか、世田谷美術館・東京都美術館の展覧会への参加、コンクール・公募展への挑戦(国際美術展・イラストコンクール等)、グループで大会に挑戦・全国大会出場(まんが甲子園、ファッション甲子園)など、活躍の場は多く、部活動内で美大受験指導も受けることができる。

進路指導

DDコースは海外大学、総合進学コースは総合型選抜合格を目指す

DDコースと総合進学コース、それぞれ、今の時代が必要とする学習プログラムを実施し、中高一貫6年間の学びが、大学受験や就職活動の際、大きな力を発揮できるように指導している。DDコースは、海外の大学も視野に入れた進路指導を行う。中高でカナダ・アルバータ州の英語授業を行い、高校卒業までに英検準1級以上を取得。海外大学進学可能な十分な英語力と教養を身につけさせる。

総合進学コースは、英語学習はもちろん、幅広い教養を身につけ、探究心を持って自ら行動し、問題解決ができる人材を育成する指導をしている。総合進学コースの進路選択は、英語、音楽、芸術、医療、体育など幅広い。大学受験に関しては、志望大学の総合型選抜を突破する力を養うため、高校1年から小論文と面接対策を始めている。自分が何をしたいか、どのような社会人になりたいのかを多くの学びで見極める3年間になるだろう。


放課後、進路指導室には女子大生のチューターが生徒たちの相談に乗ったり、勉強を教えてくれたりしている。彼女たちのリアルな大学生活の話も、進路を決める参考になるはず。同校の生徒の志望進学率は90%と高く、学習の成果が結果として表れている。

その他

茶道を通して学ぶ、思いやりの心

同校では、情操教育の一環として、通常授業に茶道を取り入れている。授業はお茶室で行われ、静寂の中、自分と向き合う大切な時間として生徒たちの心を癒している。誰かのために心を込めておいしいお茶を点てる思いやりの心、そして、いただくときの感謝する心など、茶道の精神の学びは、世界で活躍できる自立した女性を育成する同校ならでは。茶道を通して、日本の美しい作法を世界に発信できるように学んでいく。

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