私立高校

女子校

けいおうぎじゅくじょし

慶應義塾女子高等学校

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学校説明会レポート2010年度入試(2009年実施)

説明会名:2009年度学校説明会

開催日 天気 受付開始 開催時間 場所
2009年9月26日(土) - 9:30~ 体育館

申込み(予約)

不要

申込み方法

HPハガキ電話FAX
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持ち物

申込み控え上履き

参加人数

父親の参加率

-

服装

フォーマルスマートカジュアルラフ

子供向け企画

-

配布物

学校案内入試問題/解説願書説明会レジュメアンケート用紙
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説明会時間:0分

プログラム1

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主事の先生による、教育理念のお話

説明者:

福沢諭吉の建学の精神「独立自尊」に基づく教育理念と、強靭な自立性・協調性を持つ校風についてお話しされました。

生徒と先生が会話する様子が見受けられる談話室では、生徒は先生のことを「先生」と呼ばず、”さん付け”や”あだな”で呼ぶそうです。そうした親しみやすい関係の中で、先生と生徒が一緒に学校をつくっていくことが、自立性に繋がっていくのだそうです。

6 月の演劇会では、宝塚のミニ版とも言える大舞台を、キャスト・脚本・演出・衣装・大道具・小道具・音響・照明に至るまで、全て生徒たちによって行われるそ うです。こうしたことで協調性が養われ、単に友達同士の集まりでなく、ぶつかり合いを繰り返しての仲間の集まりとなるのだそうです。

また、慶應義塾女子高等学校にはグラウンドやプールがなく、学校施設は自慢できるものではないが、生徒の存在が自慢なのだそうです。そして、新しい宝物として新入生を受け入れることを期待しているとお話しされました。

プログラム2

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卒業生代表からのお話

説明者:

卒業後、久しぶりの来校だったそうですが、学校の様子や先生方がほとんど変わっていないということを嬉しそうにお話しされていました。慶應義塾女子高等学 校での学校生活は、笑いが絶えない楽しい3年間で、学校へ行くのが本当に楽しみだったということを振り返られていました。

部 活動での仲間、クラスメイト、先輩・後輩、先生、内部生・外部生を問わずとても仲良しで、その関係はずっと続いているそうです。大学では自我が形成されま すが、高校生という年代で知り合った仲間とはDNAの深い部分で分かり合えるよう感じだったのだそうです。こうして高校生活で培った人との距離感やコミュ ニケーションのとり方が身に染み付いているというお話をされていました。

プログラム3

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生徒による学校紹介

説明者:

生徒会長・副会長の司会進行により、次の内容の紹介がありました。

<学校生活・授業について、2年生より説明>
学校は8時10分に開始し、14:40に終了、日々のHR(ホームルーム)はなく、金曜日の6限目にHRを行うとのことでした。授業については、講師に教 わることもあるという特色や、期末テスト・実力テスト実施の説明、夏休み期間に宿題がないことなどを説明されました。

<行事について、2年生が説明>
慶應義塾女子高等学校では、生徒会が中心となり生徒主体で行事を行います。まず新学期は、オリエンテーションで生徒たちが新入生に向けて学校生活などを紹介するそうです。

こ のほか、各学年の課外行事、演劇会や運動会、最大行事である10月の文化祭(十月祭―かんなさい)のお話しがありました。十月祭は、部活動のクラブが中心 となって参加し、展示・演劇など様々な催し物が展開されるそうです。なお、この十月祭は慶應義塾女子高等学校では唯一外部公開する行事ということでした。

<服装・規則について、2年生より説明>
各制服の紹介や校章のつけ方の決まり、正装についてなどの説明がありました。服装については、生徒会による抜き打ちチェックを行うこともあるそうですが、 規則は最小限なのだそうです。これは、生徒自身が良いこと、悪いこを見極めて学校生活を送ることに繋がっているとのことでした。

<クラブ活動について、2年生より説明>
文化部・体育部合わせて30以上あるクラブ活動への加入は自由だそうです。OBや大学生と提携しているクラブ活動もあり、例えばアーチェリー部では先輩方に教わりながら活動することもあるそうです。

ク ラブ活動というと、勉強との両立が難しいと懸念される生徒や保護者の方が多いそうですが、この生徒さんの実経験では、けじめをつけて勉強と部活ができ、メ リハリのある生活が送れているとのことでした。また部活動を通して、仲間との絆が深まり、自分の世界や視野が広がったというお話をされました。

プログラム4

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主事の先生による、学校説明

説明者:

慶應義塾は、小学校(幼稚舎)から大学院までの一貫教育校で、学校長推薦で進学できることが特徴です。
そのカリキュラムなどにつていの説明がありました。

ク ラス編成は、1学年4クラス、1クラス48名(中等部から4割程度の生徒が進学)ですが、これでは授業によっては人数が多いという生徒たちからの要望もあ り、分割授業を実施しているそうです。1クラスを2分割、2クラスを3分割、授業によっては成績順に分けることもあるそうです。

授 業については3学期・週5制であること、教育課程については多彩な設置科目とその必修・必修選択についての説明がありました。選択科目の説明では、中国 語、話し方、コンピュータなど、他学校にはみられない設置科目があるほか、外国人講師による授業があるのも特徴とのことでした。また、三田キャンパスの大 学教員による授業を一年間通年で受講できるというお話しがありました。

慶 應大学への推薦入学については、卒業資格があれば推薦の対象で、95%以上の生徒が推薦により慶應大学に進学しており、推薦辞退者は医学系などの別の大学 へ進学しているそうです。また、人数制限のある学部は成績等をもとに決定する点や、、推薦を受けた場合は他大学の受験はできないとの説明がありました。

奨学金制度については、経済急変の場合などに制度を適用するという説明がありました。これは、学校施設(ハード面)は整っていないが、ソフト面で生徒を応援するという学校の方針があるためということでした。
このほか、医師のいる保健室、大学の授業を受講できる高大連携などの特色についてのお話がありました。

プログラム5

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入試について

説明者:

推薦入試、一般・帰国生入試についての説明がありました。
推薦入試については、「中学校でいかに充実した学校生活を送ってきたか」という内容を記載していただくことが重要とのことでした。

また、出願については昨年度との変更点の説明もありました。
(※ 以下の内容は慶應義塾女子高等学校WebサイトのQ&Aも参考にしています。)

<一般・帰国生入試>
一般の出願の期限:1月25日~29日(郵送)
帰国生入試の出願の期限:12月1日~1月11日(郵送)
※ ともに必着です。なお窓口への持参は不可です。

<推薦入試>
推薦入試の出願の期限:1月19日

・推薦用の入試要項
慶應義塾女子高等学校 事務室にて1部700円で販売しています。
(郵送での申込方法は慶應義塾女子高等学校のWebサイトにてご確認ください。)

・活動報告書
出身中学校長の推薦書・入学志願者調査書・「学習成績一覧表」の評定人数分布票・資料貼付用紙とともに中学校に提出し、作成してもらってください。(これ ら 5種類の書類をまとめて慶應義塾女子高等学校所定の封筒に入れ、厳封したものを提出。)

・資料貼付用紙
中学校の先生に、作成してもらってください。
活動報告書「III.学習面での顕著な成果または知的関心や能力について」を記載する先生が、「学習面で顕著な成果」または「知的関心や能力が極めて高 い」と認めた一つの事柄について、その事実を証明するものを先生に提出(賞状・新聞記事・資格認定書などのコピー[縮小可])。(部活動の成績を証明する 書類などを貼付する必要無し。)

資料貼付用紙に貼るものがないときは、活動報告書「III.学習面での顕著な成果または知的関心や能力について」にその事実を詳細に記載。事実を証明するものがない場合は、「貼付資料なし」として提出。

・健康調査書
志願者の保護者が作成します。

質疑・相談等

質疑応答個別相談
- なし

見学

校内見学授業見学
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編集後記

最後に、この会を締めくくるお言葉がありました。
「女子だけの伸び伸びとした環境で、お互いが影響しあって切磋琢磨し伸びていってほしい。」

こうした想いが、生徒さんたちにきちんと伝わっている学校なのだろうと感じられました。
今回の説明会を通して、生徒さんたちが良い環境で成長されていること、入り口や廊下で礼儀良く挨拶する様子などはとても好感を持ち、また魅力を感じました。
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