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目白研心高等学校

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デジタルパンフレット

スクール特集(目白研心高等学校の特色のある教育 #1)

生徒一人ひとりに合ったコース選択で、国際社会で活躍できる力を育てる

「進学に力を入れたい」「部活と勉強を両立したい」「英語をマスターしたい」など、生徒一人ひとりの目標に沿ったコース選びができる目白研心高等学校。その魅力を取材しました。

目白研心高等学校には「特進コース」「総合コース(現・選抜コース)」「スーパーイングリッシュコース」という3つのコースがあります。「総合コース」は、高校2年進級時にさらに「英語難関クラス」「文系クラス」「理系クラス」にわかれます。それぞれ目指す進路は異なりますが、いずれも国際社会で羽ばたける人材を育成するための教育プログラムであることは共通です。各コースの特色について、矢部隆宜先生にお話しを伺いました。

英語に力を入れる「総合コース(英語難関クラス)」と「スーパーイングリッシュコース」

中学校では、2002年に全クラスが英語で英語を教えるACE(Active Communication in English)プログラムに移行し、文部科学省から英語教育の研究校スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクールに指定されました。ユニークなのは「総合コース(英語難関クラス)」と「スーパーイングリッシュコース」という2つの英語に力を入れるコースがあること。矢部先生に聞きました。
「英語難関クラス」は、文系の難関大学受験を目指す生徒に適しています。2年から数学は必修でなくなり、英語・国語・社会を中心に文系大学受験に向けた学習に集中。英語は、文法の理解、長文の読解力など受験に必要な力を徹底して伸ばします」。修学旅行は台湾。現地のホテルで職業体験したり、台湾の高校生と交流をしたり、学んだ英語力を現地で試すなどフィールドワークも行います。

一方「スーパーイングリッシュコース」は、ネイティブ教師によるコミュニケーション英語を中心に学習するコース。目白研心のグローバル教育の要となる英語教育を行っています。「スーパーイングリッシュコースは海外の大学や、オールイングリッシュで授業が行われる慶応義塾大学SFCや早稲田大学国際教養学部などを受験する生徒のために作られたコースです。ひとつのテーマについて英語でディスカッションしたり、英字新聞を読んで海外のニュースについてお互いにレポートしたりと、英語のインプット&アウトプットが日常的に行われ、英語のコミュニケーション能力を伸ばすカリキュラムとなっています。生徒を英語漬けの環境に置いて、英語で課題解決ができる国際人へと導く授業をしています」

▶矢部隆宜先生

「特進コース」は、国公立と早慶上智を目指し、7時限授業も実施

「特進コース」は、難関大学受験を目指します。「高校1年生から、国公立大学や早慶上智などの私立の難関校に的を絞り、学習をします。テキストや教材は、他のコースより難度が高く、授業の進み方も速いです。高1と高2は週3回、7時限授業があり、この時間は模試対策講座に近い授業を行っています。また、夏休みには勉強合宿もあります。3泊4日、都内に宿泊し、集中して勉強に取り組み、早いうちから大学受験を強く意識させます」。センター試験レベルの学習は高校2年で終了し、3年次には、試験科目に特化した学習を重点的に行うなど、難関大学受験突破を目指した勉強カリキュラムを細かく設定しています。

クラブ活動と勉強を両立しながら、GMARCHを目指すカリキュラム

「総合コース」は、クラブ活動と勉強を両立させたい生徒に向いているコース。7時限目はなく、思い切り部活動に集中できます。「成績上位者でも、部活を頑張りたいからと『総合コース』を選ぶ生徒もいます。本人の意志によるところが大きいですね」と矢部先生。高2になると文系・理系のどちらかを選び「文系クラス」「理系クラス」「英語難関クラス」(文系)のいずれかのコースで学びます。「総合コース」の授業は基礎が中心。生徒一人ひとりの理解を深めて進むので取りこぼしは少なく、丁寧な授業を受けられるのが「総合コース」の特徴です。

3つのコースの生徒にインタビュー

「特進コース」「総合コース」「英語難関クラス」「スーパーイングリッシュコース」の生徒たち4人にそれぞれのコースの魅力を語っていただきました。

写真左より:Iさん・Sさん・Yさん・Hさん

(プロフィール)
Sさん 高校3年生 「特進コース」
Hさん 高校3年生「総合コース」
Iさん 高校2年生「英語難関クラス」
Yさん 高校3年生「スーパーイングリッシュコース」

―みなさんが今のコースを選んだ理由を教えてください。

Sさん 私はもともと「総合コース」だったのですが、先生から「特進コース」を勧められて、このコースで勉強することになりました。今は、国公立大学を目指しているので「特進コース」で良かったと思います。

Hさん 高校では、勉強とクラブ活動を両立させようと思って「総合コース」を選びました。

Iさん 僕は「総合コース」の「英語難関クラス」を選びました。現代文、古典、世界史が週4日あり、英語の授業も充実しているので、英語を学びながら文系に進学したい自分にはピッタリだと思っています。

Yさん 私は目白研心の中学出身なのですが、中3から「スーパーイングリッシュコース」(以下SEC)に入りました。ずっとチアリーディング部で頑張って来たので悩んだのですが、SECの生きた英語が鍛えられるところに興味があって選びました。

―学校生活はどうですか? 勉強とクラブ活動の両立は大変ですか?

Hさん 僕はもともと両立したい気持ちがあったので、大丈夫です。今はバスケット部のキャプテンとして頑張っています。プレーの質はもちろんですが、相手チームや審判への敬意は常に持たなければならないことなど、後輩たちに伝えていけたらいいなと思っています。

Yさん 私はESS部です。英語コミュニケーション活動がメインで、留学生のウェルカムパーティなどを主催します。留学生と関わる機会がけっこうあるので、授業で習った英語力を活かす機会が多いです。

Sさん 合唱部に所属しています。15名くらいのクラブの中、ソプラノを担当しています。「特進コース」なので7時限目のある日はクラブ活動に遅れていくことになるのですが、短い時間でも充実していますし、声を出すことでリフレッシュできます。

Iさん 僕はサッカー部です。週6日練習、日曜日は試合もあり、正直、クラブ活動と勉強の両立は大変です。でも逆に忙しいからこそ、時間を有効に使おうという考えになり、勉強する意欲が沸いてきました。サッカー部に入って本当に良かったです。

―目白研心高等学校の魅力は?

Hさん 設備が新しく、充実しているところです。トイレにはウォシュレットがついていますし(笑)。カフェテリアは広くてメニューも美味しいものばかりです。僕はバスケの練習試合で他校にもよく行くので、目白研心の良さがよくわかります。

Yさん 目白研心の魅力は生徒の挨拶だと思います。朝のあいさつ当番で、先生や生徒に挨拶をすることもあって、日常から挨拶をすることが身についています。設備では、各教室に設置されたピアノ。合唱コンクールの練習がすぐできるし、ピアノが弾ける子は休み時間に弾いたりしています。

Iさん 先生が魅力的です。入学したとき、先生方の人数が多くて驚きました。それぞれ個性的で、いろんな刺激をもらえます。特に現代文のO先生の授業は、過去の模試を使った授業がテンポよく進み、頭にスっと入って来て、感動します。

Hさん 先生なら日本史のM先生の授業も好きです。授業やプリントにギャグを入れてきて、おもしろくてわかりやすくて最高です。

Sさん 私も、この学校の先生方は魅力的だと思います。予習復習の仕方を先生に聞いたら、とても親身になって教えてくれたんです。進路についての情報も早くて、昨年の入試の傾向とか、今年の進学率とかさまざまなことを丁寧に教えていただいています。大学について深く考えるきっかけを作ってくださって本当に感謝しています。

―目白研心中学校からの内進生と高校から入学した高入生は、すぐ仲良くなれますか?

Iさん 僕は高校から入学したのですが、最初は不安でした。でも同じクラスの内進生たちは、すごくコミュニケーション能力が高くて、たくさん話しかけてくれたので、いつの間にかクラスになじんでいました(笑)。あまり気にすることなかったみたいです。

Sさん 私も高校から入学したのですが、最初は内進生が怖かったんです。でも話してみたら、普通に元気のいい人たちでした(笑)。

Yさん 私は目白研心の内進生ですが、SECのクラスは11人のうち、内進生は2名で、逆に、圧倒されないようにしなくちゃと思っていました。

Hさん 僕も内進生ですが、高校からの入学組ともすぐ仲よくなりました。
矢部先生:内進生は50名、高校から入学する生徒は200名くらいいますから、高校から目白研心生になる生徒の方が多いのです。クラス編成は内進生と高校から入学した生徒を分けていません。すぐに一緒に学べる環境があるので、高校からの生徒さんもすぐになれると思います。

―目白研心を受験する生徒に向けて、学校のアピールとアドバイスをお願いします。

Iさん 中学で勉強のスピードについていけなくても、生徒が理解しているかどうか一つひとつ先生が確認してくれるので、安心してください。中学で勉強不安だった生徒でも、「自分はできる!」と思わせてくれる学校です。

Yさん SECはカナダの英語オンラインの教材「スマートイングリッシュ」を利用しています。ユニットごとにトピックがあり、英語を話しながら、社会的なことや世界の動きなどを学べます。先生はネイティブだし、日本にいながら留学している気持ちになれます。あとよく「英会話力がゼロでも大丈夫ですか?」と聞かれるのですが、大丈夫です。私もゼロからのスタートでした。ネイティブの先生が何を言っているのかわからなくても、先生は生徒がわかるまで根気よく教えてくれます。だから今しゃべれなくても、英語が好きで、SECに興味があるなら、チャレンジしてみる価値はあると思います。

Hさん 「総合コース」は、質問しやすい雰囲気を先生が作ってくれます。わからない人が一人いたら、その人のために時間を割いて教えてくれるし、クラスのみんなで成績アップしていこう!というのが「総合コース」なので、勉強に自信がなくても大丈夫です。

Sさん 目白研心の留学制度がいいと思います。私はカナダに70日間留学して、すごく刺激を受けました。ホームステイ先で知り合った方たちの勉強への意欲がすごくて、私も頑張ろうと前向きになりましたし、視野が広がりました。これから目白研心の生徒になるみなさんにおすすめです。

多様な生徒のニーズに応えながら、学力を上げる優秀なコース制

10人生徒がいれば、10人の個性があり、それぞれ希望を持っています。それらの多様性をしっかり受け止めるのが目白研心高等学校のコース制。途中で勉強がわからなくなると、勉強を投げ出したくなりますが、同校は、生徒たちが全員わかるまでしっかり教育し、クラス全体で協力しあう雰囲気作りを行っています。「ただ漠然と志望校を決めるのではなく、豊かな学校生活の中から、自分自身の生き方を考えて、自分が本当にやりたいことを探す高校3年間を送れます」と矢部先生。
全員難関校目指すというような、ひとつの高い目標を掲げるのではなく、まずは生徒たちが何をしたいかを聞いて進路を見極め、つまずいたら彼らに寄り添い、やる気を引き出していくという、生徒が求めることを最優先に考えるのが目白研心の教育。3 年間を「基礎」「発展」「完成」の3つのステップに分け、段階に応じた進路指導は、各コースの学習内容によく表れており、明確な目的別のコース選択制で、生徒たちは自分に合った目標を実現していきます。

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