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女子校

きょうりつじょしだいに

共立女子第二高等学校

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デジタルパンフレット

スクール特集(共立女子第二高等学校の特色のある教育 #1)

生徒の希望を叶える丁寧なコース制授業で、女性の社会的自立を目指す

自然豊かな八王子キャンパスにある共立女子第二高等学校。「女性の社会的自立」を目指したカリキュラムで、10年後、20年後の社会で羽ばたく女性を育成する同校の魅力を取材してきました。

共立女子第二高等学校は、大学院・大学・短期大学・高校・中学校・幼稚園、総合文化研究所からなる共立女子学園の中でも広大なキャンパスを持つ八王子にあります。「誠実・勤勉・友愛」という校訓を胸に、自分の目標に向かって学び、他者を思いやり、社会の役に立つ人間を育成していきます。同校の特徴のひとつは、生徒たちの将来の目標に応じた学習ができるコース制。難関大学を目指すAP(Advanced Placement Class)と多様な進学希望に沿ったS(Standard Class)に分かれ、その中でも生徒のニーズに沿ったクラス編成で授業が行われています。コース別の学習について、教務部主任の田端豊先生にお話しを聞きました。

生徒の希望を中心に将来へつながる学びを得られる共立女子第二のAP・Sクラス制

共立女子第二高等学校は、付属中学からの内部進学生と高校受験を経て入学をした高入生とは、入学後1年間は、異なるクラスで学習を行います。内部進学生は、中学3年時に難関大学を目指すAP(Advanced Placement Class)と多様な進学希望に沿ったS(Standard Class)を選び、クラス別の学習がスタートします。田端先生のお話によると「APは主要教科について深化・発展した授業をしており、進度の速さに加えて、内容の深さも追求しています。Sは、生徒たちの理解を重要視。英語・数学においては少人数授業を展開し、学力を定着させます」。
APクラスは生徒の希望を軸に成績基準で決定します。「高校から入学する生徒は、推薦、一般ともに、中学3年時の成績評定で、あるいはAP選抜試験に合格した生徒が進めます」と田端先生。努力次第で将来の目標に沿った変更ができる同校のAP・Sのクラス制は、まさに生徒のニーズに合った制度と言えるでしょう。

高校2年から各自の進路希望に対応できるよう5コース制を採用。目標をしっかり定める

高校2年生では、将来の目標に向けて、5つのコース制を採用。大学受験に向けて、各試験対策を学習するプログラムになっています。文系(共立女子大進学をメインにした私大文系の受験コース)、文理(共立女子大ほか私立の家政、看護受験コース)。特進私立文系コース(私立難関大の文系希望)、特進理系コース(薬・理工・医学部受験希望 高3で選択科目によって、国立理系と私立理系に対応)、特進国公立文系コース(国立大学の文系希望)のコースに分かれています。

コース制について田端先生は「文系と文理コースに進む生徒は、主に共立女子大を希望する生徒が多いですが、もちろん、他大学の受験を希望する生徒もいます。また、文系コースには音楽や美術系を希望する生徒も含まれており、さまざまな将来への希望に対応できるコースとなっています。特進系を希望する生徒は、難関大受験の希望者です。いずれのコースに進んでも、共立女子大への進学の権利を維持したまま、他大を受験できるシステムになっているので、安心して受験勉強に励めるのが特徴です」とのこと。幅広い選択肢を用意して、生徒の希望を叶えるプログラムと指導が行われています。(※外部大学の指定校推薦、共立女子大の推薦の権利に関しては、履修科目、コースによって一部制限があります)

共立女子第二ならではの10~20年後に社会で輝くための女子教育

田端先生は、共立女子第二ならではの教育のひとつとして家庭科をあげています。「家庭科に関しては、家庭基礎の2単位必修のみの学校が多いのですが、本校は家庭総合として4単位を配置し、高3まで家庭科の授業を全員が修得します。調理実習や体育大会の応援ダンス用にはっぴを作成するなど、生徒たちは楽しみながら学んでいます。家庭科教育を通じて自立した女性を育てることを目標としています」と田端先生。

ちなみに高校から入学を希望する場合、内申書の評定に加えて、英検、漢検などの外部模擬試験によるポイントのほか、奨学金制度も充実しています。白亜祭、説明会、見学会などで個別相談されることをお勧めします。

生徒インタビュー

F・Uさん 文理コース(高2)
A・Fさん 文系コース(高2)
F・Mさん 特進私立(高2)
W・Fさん 特進理系(高2)

Q:みなさん、それぞれ別のコースで学んでいますが、コース選択の理由を教えてください。

F・Uさん:私は看護師を目指しているので、看護師になるための勉強ができる大学への進学を希望しています。共立女子大学には看護学部があるので、看護師を目指す生徒にいちばん適した文理コースに進むことにしました。

A・Fさん:私は高1のときに、各コースで学習する科目を調べて、文系コースに決めました。国語、英語、数学Ⅰがあり、私に適していると思ったからです。将来は医療系に進みたいと考えていますが、文系コースは幅広い選択肢があるところも魅力です。

F・Mさん:高1のときにカナダに1ケ月間留学して、もっともっと英語を勉強したいと言う気持ちが強くなりました。大学進学後も留学をしたいし、将来は、英語教師になりたいという夢があるので、英語に強い私立大学への進学を考え、特進私立コースを選択しました。

W・Fさん:私は数学が大好きなので、大学受験は数学で試験を受けたいと思い、特進理系コースを選びました。将来は企業の総合職で働きたいです。中学のときから生徒会役員を務めているのですが、企画を立てたり、みんなの前で発表したりするのがわりと好きなので、総合職が向いているのではないかと思っています。目標に近づくために、できるだけレベルの高い大学に進学したいので、特進理系で得意の数学を磨こうと思っています。

Q:高校2年になると受験を視野に入れた勉強になり、大変だと思いますが、部活動との両立はいかがでしょうか?

F・Uさん:ソフトボール部のキャプテンで、ポジションはキャッチャー。部活は週5日、部員は13名です。部活は忙しいけれど、逆に、部活と勉強で1日のバランスがとれて、メリハリのある生活ができています。先輩もとてもやさしくしてくれて楽しいです。

A・Fさん:私は卓球部の部長をしています。部員は17名です。今は部長として、入部してきた中1や高1の後輩たちに教えたり、先生と相談して練習プログラムを作ったりしています。卓球部も先輩後輩の厳しい上下関係はないので、和気あいあいとやっています。

F・Mさん:ESS同好会に入っています。昨年もこの同好会に入っていたのですが、6名だったのが、今年は22名に増えたため、部長を立てることになり、私が部長になりました。英語の歌、読書、ゲームなど様々な活動をしています。ESS同好会は兼部可能なので、週3回ですが、参加は週1回でもいいんです。ゆるく楽しみながらやっています。

W・Fさん:私はバトントワリング部です。高校からしか入れないクラブで、共立女子大の卒業生がコーチとして教えに来てくださり、文化祭などの行事でパフォーマンスを披露しています。バトン部には共立女子伝統の衣裳があって、毎年色違いで使用しています。私は小学生のときに、その衣裳で「ディスコ」という曲を踊る先輩たちを見て、すごく憧れました。部員は現在30名います。

Q:F・UさんとF・Mさんは高校から共立女子第二ですよね。中学から女子校へ進学するときは、どんな気持ちだったのでしょう?

F・Uさん:高校受験のとき、志望校ですごく迷ってギリギリで決めたのですが、決め手は共立女子大学の推薦の権利を保持したまま、他大も受験できる制度でした。安心して受験に臨めると思ったのです。最初は女子だけの環境に不安もあったのですが、入ってみたら、内部進学生との交流もありますし、クラスみんな仲がよくて、この学校に来て本当に良かったです。

F・Mさん:私も最初は女子だけという環境は怖いというイメージが先行していましたが、全然怖くなかったです。いい人ばかりで、学校全体の空気感がとても温かくて居心地がいいです。

Q:最後にこの学校を志望する受験生に向けて「共立女子第二のココがいい!」というメッセージをお願いします。

F・Uさん:「女子校は怖い」というイメージを持たず、学校見学にいっぱい来てください。生徒や先生の姿を見て、同じ場所の空気を吸えば、この学校の魅力がわかると思います。私も見学に来るまで、こんなに親しみやすくて自由な学校だと思いませんでしたから。みなさんもその目で確かめてください。

A・Fさん:女子校ならではの楽しさがあるので、見学に来たら、そういうところを見てほしいです。男子がいなくて、自分を思い切り出せるのもいいところです。女子同士で盛り上がって、明るい学生生活が送れます。

F・Mさん:大自然の中の学校ならではの広さ、校舎や設備のきれいさ、部活の多さ、共立女子にはいいところがたくさんあります。女子校は校則が厳しいと思われているかもしれないけど、見学すれば共立女子第二のイメージがガラリと変わります。だから学校見学にぜひ来てほしいです。

W・Fさん:学校行事がとても多い学校です。高校2年生になると「和躾の日(なごみの日)」があり、茶道、華道、着付けなど、日本の伝統文化を学べます。女子校ならではの行事でいいなあと思いますし、そんな風にさまざまな体験ができる学校です。

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